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サイモン・ラトクリフ(DJ)
フィーリックス・バートン(DJ)






サイモン・ラトクリフとフィーリックス・バートンにより結成され、UKクラブシーンの最重要ユニットとなりつつあるベースメント・ジャックス。ファンク、アフロ、ラテン、サンバ等、アルバムを重ねる毎にさらに多くの要素をハウスとして括り、ダンス・ミュージックとしては非常に独創性が強く変化の富んだトラック作りをしています。

先行シングルがクラブヒットを飛ばし、それを受け発売された1stアルバム「REMEDY」は、大方の予想通り好売上げを記録しています。続く2ndアルバム、3rdアルバムと精力的に活動している彼らの知名度は、クラブシーンを飛越え、現在はロックファンですらその存在を知っているのではないでしょうか?ケミカル・ブラザーズやアンダー・ワールドといった、日本で特に人気があるアーティストと肩を並べる日も近いですね。






● 「REMEDY」 (1999)

1.Rendez-Vu
2.Yo-Yo
3.Jump N' Shout
4.U Can’t Stop Me
5.Jaxxalude
6.Red Alert
7.Jazzalude
8.Always Be There
9.Sneakalude
10.Same Old Show
11.Bingo Bango
12.Gemilude

13.Stop 4 Love
14.Don’t Give Up
15.Being With U
16.Better Days









多くのシングルヒットを抱えながら、日本で直ぐに紹介されていませんでしたが、1st「REMEDY」と共に急速に認知度が高まったのではないかと思います。サイモン・ラトクリフが得意とするラテン音楽、フィーリックス・バートンが傾倒していたシカゴ・ハウス、各々の得意ジャンルが見事に融合した作品を作り上げました。ハウスの定義とも言える"様々な音楽の吸収"を、これほど忠実に行ったケースも珍しいですね。

M1."Rendez-Vu"では、強烈なグルーブとデジタル処理が施された奇妙なヴォーカルが絶妙にマッチしており、トラックの品質が極めて高い事が窺えます。一見バラつきがありそうなサンプリングをコラージュ的に切り貼りしていながら、その一つ一つが非常に纏まっており、M6."Red Alert"などがシングルヒットするのも頷けるでしょう。後半に収録されたM11."Bingo Bango"を聴いても分かるように、アルバム全体から漂う本当に楽しい雰囲気に終始圧倒されます。

● 「ROOTY」 (2001)

1.Romeo
2.Breakaway
3.SFM
4.Kissalude
5.Jus I Kiss
6.Broken Dreams
7.I Want You
8.Get Me Off
9.Where’s Your Head At
10.Freakalude
11.Crazy Girl
12.Do Your Thing

13.All I Know












1stアルバムであれだけ質の高い作品を作った彼らの、当然の事ながら期待を集めた2ndアルバム「ROOTY」。先行シングルであるM1."Romeo"を聴いても分かる通り、ラテン、トライバルな趣きは薄れたものの、基本のスタンスは前作と同じと言えますが、いささか退屈な部分がある事は否めないのではないか?と思います。フロア向けなのは言わずもがなですが、リスニング側としてアルバムを通して聴くには、少々の倦怠感があります。勿論、どこぞのハウスコンピとは比較にならないレベルですが。

多彩なヴォーカルワークを見せつけるM1."Romeo"は、前作の良い部分をそのまま残した傑作シングルですし、他にもハイレベルなトラックが並んでいる事は間違いありません。しかし、何とも言えない退屈感が出てしまうのは、曲展開の変化に乏しい事、起点となるトラックを中間に配さなかった事で何となく聴き流してしまう部分が多いからではないでしょうか?良い素材を際限なく吸収するというスタイルには、相変わらず同調できるので、決して悪くはない作品です。

● 「KISH KASH」 (2003)

1.Good Luck
2.Right Here's The Spot
3.Benjilude
4.Lucky Star
5.Petrilude
6.Supersonic
7.Plug It In
8.Cosmolude
9.If I Ever Recover
10.Cish Cash
11.Tonight
12.Hot 'n Cold

13.Living Room 14.Feels Like Home 15.Acid Luv (Twilite mix)











SOON・・・