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■ THE KLF ■□    

ビル・ドラモンド(DJ)
ジミー・コーティー(DJ)






音楽を愛する人にとって最も意味のある街、リヴァプールから表れた最も変態的な二人組。当初、JAMSというユニットとして活動していたビル・ドラモンドらは、商業的なポップスを罵倒し、中傷的なネタをサンプリングに取り入れました。そのあまりにも露骨なサンプリングの為、音楽業界の枠から外れ、ついには著作権侵害という事でABBAから訴えられるに至ります。

世界初のアンビエント・アルバムと言われている「CHILL OUT」。彼らの不思議な行動は別として、このような革命的作品を作り出す能力には、平伏するばかりですね。「世界に平和が訪れるまで活動を休止する」と宣言したTHE KLFの二人が、さらなる革命的作品をリリースする日は来るのでしょうか?






● 「CHILL OUT」 (1990)

1.Brownsville Turnaround On・・・
2.Pulling Out Of Ricardo And・・・
3.Six Hours To Louisiana, ・・・
4.Dream Time In Lake Jackson
5.Madrugada Eterna
6.Justfied And Ancient Seems・・・
7.Elvis On The Radio, Steel Guitar・・・
8.3AM Somewhere Out Of Beaumont
9.Wichita Lineman Was A Song・・・
10.Transcentral Lost In My Mind
11.The Lights Of Baton Rouge Pass By
12.A Melody From A Past Life Keeps・・・

13.Rock Radio Into The Nineties・・・
14.Alone Again With The Dawn Coming Up

※ トラック名が長過ぎなので、一部割愛させて頂きます。








リリースした殆どの作品が、小ロット生産のシングルという彼らにとって、事実上の1stアルバム(これよりも以前に発表しているアルバムもありますが、廃盤であったり、情報が極端に少なかったり、謎が多い方達です・・・)と呼べる「CHILL OUT」。前述した通り、世界初のアンビエントテクノと呼ばれる事も多く、現在数多くリリースされている"チルアウト"と呼ばれる作品とは全く異質な作品であり、本当の意味での"チルアウト"がココには詰まっていると言えます。

本作品はアルバムを通しての一貫したコンセプト上で成り立っているので、トラック単体でのレビューは避けますが、敢えて言うならば"すべてはジャケットの写真にアリ"でしょうか?この作品に関しては、今でも良く分からないと感じていますが、私が所持するレコードの中でも、群を抜いて"あっちの世界へトリップできる音"です。歴史的名盤を聞き逃したくない方、興味本位で聴きたい方も機会があらば、是非お試しアレ!

● 「THE WHITE ROOM」 (1991)

1.What Time Is Love?
2.Make It Rain
3.3 A.M Eternal (Live at the S.S.L)
4.Church of the KLF
5.Last Train to Transcentral (Live From The Lost Continent)
6.Build A Fire
7.The White Room
8.No More Tears
9.Justified and Ancient



前作でとんでもない作品をリリースした彼らが、我々を翻弄するかのようにノーマルなダンスミュージックに回帰したアルバム「THE WHITE ROOM」。当時、猛威を振るったアシッドハウスでのスタンダード的な作風と言え、その毒々しいアレンジからは、THE KLFの二人が口にした"スタジアム・ハウス"という今現在では目にしないジャンルの片鱗が伺えます。また、今作は本国イギリスにおいてヒットを記録し、事実上のラストアルバムに花を添えました。

ソウルフルなボーカルから突如として、トランシーなダンスサウンドに変貌するM1."What Time Is Love?"、これだけバラバラな要素をまとまりのあるトラックとして仕上げている彼らの手腕は素晴らしく、M2."Make It Rain"やヒットシングルであるM3."3 A.M Eternal"においてもそれが顕著に表れています。ヴォーカルを巧みに使ったダンストラックが多くを占める中で、M7."The White Room"のようなインスト風ナンバーや、明らかに手抜きだと思えるM9."Justified and Ancient"も、聴いていてとても面白いです。